小樽ユネスコ協会は、北海道で2番目の民間ユネスコとして活動しています。
UNESCOとは、United Nations Educational, Scientific and Cultural Organization(国際連合教育科学文化機関)の頭文字UNESCOを集めた略称です。 1945年、ロンドンで創立総会が開催され、「ユネスコ憲章」が採択されました。 翌1946年、パリで第1回ユネスコ総会が世界44ヶ国の参加により開催され、善良な隣人として、互いに平和な生活ができる世界をつくるために努力しようと誓い合いました。「国連の良心」とも言われる国際連合の専門機関のひとつです。
7つの専門委員会を組織し、青少年の健全育成・国際交流・国際理解・ユネスコ運動の啓蒙・コーアクションなど、ユネスコ精神に基づいた多彩な活動を協力して行っています。
具体的な事業活動としては、広報誌の発行・ユネスコサマースクール・世界寺子屋運動のためのコーアクション・ユネスコ英語祭・国際交流茶話会などの実施と、市立小樽図書館「ユネスコ世界文庫」への図書寄贈を継続しています。
日本におけるユネスコ活動は、第2次世界大戦後の混乱した世相の中から、平和と国際社会復帰を願う人々によって、民間から起こりました。 1947年、世界初の民間ユネスコ団体が、仙台で発足、その後、全国に広まっていきました。 民間ユネスコ運動の高揚により、日本は1951年、国連のユネスコ加盟を認められたのです。